Pirate BayとGoogle、全く同じ?
面白いサイトが出来たらしい。グーグルと著作権法違反で有罪判決を受けたPirate Bayの共通点を鮮やかに示している。The Pirate Googleで、その内容と言えばグーグルの検索エンジンでPirate Bayがやっているサービスと全く同じことができることを見せている。
面白いサイトが出来たらしい。グーグルと著作権法違反で有罪判決を受けたPirate Bayの共通点を鮮やかに示している。The Pirate Googleで、その内容と言えばグーグルの検索エンジンでPirate Bayがやっているサービスと全く同じことができることを見せている。
A(H1N1)型インフルエンザの新種、通称「豚インフルエンザ」が猛威を振るっている。そして、ついに、アメリカで一人の幼児が犠牲となったとのこと。SARS、トリインフルエンザ、そして今回の豚インフルエンザと、ほとんど毎年のように感染症によるエンデミック(局地流行)が生じており、更にはパンデミック(世界的な大規模流行)の脅威を与えている。
大仰なタイトルを付けたが、最近のネット業界のニュースを見ると、グーグルの動きがやたら目立つ。グーグルアース、Gメールの機能拡大、ブック検索、グーグルニュースの次の動き、韓国政府との摩擦、と話題は事欠かない。
Shawn Fanning、ショーン・ファニング、ご存知の方も多いとは思うが、P2Pの先駆けとなったNapsterを立ち上げた人物だ。当時ノースウェスタン大学の学生で、学生寮でコツコツをファイルシェアリングのシステムを組み上げていた。
EUでの著作権侵害の規制や罰則に関しての議論を紹介している記事があるので要約してみたい。
ここにきて、知的財産および知的財産権に対する、各国の考え方や対応に少しずつズレが生じてきているようだ。
当ブログは、著作権に関する様々な世界のニュースを取り扱い、記事の解説から個人的感想まで、幅広く情報発信する場所となればいいと思っています。
今、ネットで最も流行っているのは、Twitterであろう。利用者が急激に伸びているこのサービスは、一言コメント用ブログといったもので、元々の意味「tweet=さえずる」が如く、本当にとりとめのない「つぶやき」を書くために、多くの人が利用している。そもそも140文字という投稿制限があることから、そういった「つぶやき」専用であることが示されており、そのような気軽さ、敷居の低さが、コメント投稿の回転数を上げているのだろう。
Pirate Bayの運営者に懲役1年の判決を下した裁判員に、利益相反の疑いがかけられている。裁判員のトーマス・ノーストロムが、スウェーデンの著作権関連の権利団体のメンバーだったことをスウェーデンのメディアが伝えた。両団体とも著作権侵害を厳しく糾弾している。
えあにほ氏も当ブログで触れているが、YouTubeでアップされているイギリスのテレビ番組から世界的なスターが生まれるという構図は、ウェブ2.0であればこその現象だろう。
スウェーデンの政党のひとつである海賊党の党員が、Pirate Bay有罪判決後に増加している。金曜日の判決時の1万5000人から3万7000人と倍増した。この増加で6月に予定されているEU議会選挙で議席を勝ち取るかも知れないと見られている。
先だってから同様に述べているように、新興、既存の別なく、企業が時代のキーパーソンとして文化や社会を動かしていくという時代を既に通り越してしまったのではないだろうか。経済が社会を作り上げ、時代を牽引していくという産業革命以来の発想は、ここにきて行き詰まりを見せている。利が利を生むという経済の錬金術たる金融経済は、70年代に叫ばれた、特に先進国における成長の限界に対する、資本主義経済の一つの回答であり、最終形態であったのだろうが、結局のところ、証明作業は中途において破綻してしまった。
音楽CDの売上げが収縮し始めてから久しい。P2Pなどで無料にダウンロードできるようになったことが主原因なのか、その答えはまだはっきりとしていない。コンテンツ業界は違法ダウンロードの取り締まりを強化してこれ以上の収益低下を阻止しょうとしている。画質の問題などがある映像と違って音楽はほぼ完全な状態で無料にダウンロードできることから、音楽業界の取り組みは注目されている。
昨年からフランス政府はISPに対して著作権侵害者への制裁措置を義務づける法律を作ろうとしていて、EU議会が拒否している。「世界でも最悪の著作権法」と指摘されるイギリス政府もこの動きに賛成で、フランスに追随する気配が大いにある。
いつの間にか、あらゆるものが身体に密着して棲息するようになっている。音楽プレイヤー、電話、テレビ、DVD再生機、パソコンといった、かつては大きく、静止していたものが動き始めている昨今。人類が、技術の分野において、ミクロの世界へと突き進んでいくことで、モノの小型化を可能にし、持ち運び可能にしているのである。人類の夢の行き着く先は、四次元ポケットだろうか、ホイポイカプセルか。
世の中大不況で、皆余分なものにお金を使いたくはない。エンターテイメントコンテンツは生活に最低限必要なものではないから、節約するなら真っ先に切られる。お金がないから映画館に行くのを止めてレンタルにしよう。レンタルもお金がかかるからネットでただで見よう。というわけで、PCに向かって過ごす時間が多くなる。
Wikipediaが知られ始めた頃から、学生が授業の課題で与えられた論文の引用をウェブから引っ張ってくることがしばしば問題にされていた。大学などではWikipediaは引用先としては最低という認識を教授らが口を酸っぱくして言っていたからそうする学生はほとんどいなかったが、小学生でも宿題の調べものはほとんどをウェブで行っているという記事もあった。
世界総アマチュア化時代。Web2.0と呼ばれる世界とは、一面、言わば、そういうことであろうか。
オーディション番組というジャンルと言ってよいだろう。アメリカで人気のあった「アメリカズ・ゴット・タレント(America's Got Talent)」という番組のイギリス版で、「ブリテンズ・ゴット・タレントBritain's Got Talent」という勝ち抜きオーディション番組がある。とりわけ、2007年にこの番組で優勝し、携帯販売員からオペラ歌手になったポール・ポッツPaul Potts氏(38)の成功神話は、日本でも話題となり、昨年には、日本でもリサイタルが開かれたり、CMで起用されたりと一躍時の人となったので、その出自の番組であると言えばわかりやすいかもしれない。
Pirate Bayの運営者4人が懲役1年の有罪判決を受けた。損害賠償を争った民事訴訟も同時進行で行われ、メジャーなハリウッドスタジオを含む18社のコンテンツホルダーに対して約3億6千万円の支払いが命じられた。4人は控訴するとしており、スウェーデンの最高裁まで辿りつくまで数年かかると見られている。
今日、スウェーデンでThe Pirate Bayというファイルシェアリングサイトの運営者への判決が出る。日本では馴染みのない名前だが、この判決には世界のエンターテイメント産業、著作権関連の関係者が注目している。海外サイトがこのニュースの解説をしているので簡単に要約してみたい。
つい先日、アメリカにおけるクラシック音楽の殿堂であるカーネギーホールで、YouTube Symphony Orchestra「ユーチューブ交響楽団」による演奏会が開かれた。指揮者は、(一部交替があったが)マイケル・ティルソン・トーマス。「現代音楽(ここでは「芸術音楽」という狭い領域における意味。以下も同様。)」に手腕を発揮してきた、ティルソン・トーマスの来歴から考えれば、この新奇なプロジェクトに選ばれたのは、妥当な人選であろう。
シカゴで映画館にビデオカメラを持ち込んだとしてヒスパニック系男女が逮捕されたらしい。アメリカ映画業協会(MPAA)の談話として、ほとんどの海賊版はこうしたアナログな方法でコピーされると紹介している。世界での主な侵害ツールはP2Pばかりではないようだ。
エンターテインメントの供給地として長らくわが世の春を謳歌してきたメディア、すなわち、TV放送は、あぶ氏が指摘するように、その求心力を次第に失いつつあるように見える。そして、その代わりに台頭してきたのが、言わずもがな、新興巨大メディア、インターネットである。
テレビ業界はようやく番組のウェブ配信に向けて動き出したようだ。番組コンテンツの2次利用に際しての一括交渉窓口となる機構を発足させ、ウェブ配信を促進する枠組みを作りはじめている。ようやく重い腰を上げたか、という感じだ。
日本における著作権に関わる法制度について、その最初の成文法と言えるものは、1869年(明治2年)に行政官達として出された出版条例と言われる。著作権として真正面から規定したものではなく、出版権の保護という形で規定されていた。次いで、1889年(明治32年)には、旧著作権法が制定され、日本における著作権制度の本格的なスタートはこの年からということになる。つまり、今年は、日本における近代著作権法制度が始まってから140年、または、120年のキリ年ということ。
DMCA法、アメリカの法律で著作権侵害問題に対するISPやコンテンツホルダーの取るべき法的行為の指針を示したものだが、当事者であるアメリカISP最大手のAT&Tすらも誤解するような不完全な法律であるらしい。いや、誤解しているのではなく、DMCAで規定すべきISPの責任が曖昧なままだからISPはサーバーの利用者とコンテンツホルダーの両方を味方につけるような曖昧な侵害対策に始終している。
音楽で「マッシュアップ」という技法がある。それぞれ別々の楽曲作品の要素を、混ぜ合わせて一つの作品として提示するやり方である。最近のデジタル技術は、こういったことを、素人でも容易に実現させてくれる。
フランスで可決間近の著作権侵害対策関連法案はなるほど画期的だ。しかしどうやら事はすんなり侵害者のアクセス遮断まで辿りつかないのかも知れない。先週法案は否決されたものの、サルコジ大統領は法案を再提出するだろうとされている。しかし、フランス人の多くはネットアクセス遮断という制裁には反対の声が多いようだ。
フランスは今週、インターネット著作権侵害対策法案、いわゆるスリーストライク法を否決した。違法にネット上で著作権を侵害したユーザーに対してISP(インターネットサービスプロバイダー)は段階的にそのユーザーのアクセスを制限するという革新的な法案だ。
アメリカの通信大手、AP通信がグーグルなどの検索エンジンサイトやヤフーなどのポータルサイトに対して収益の分配を迫っている。グーグルやヤフーなど、大手のポータルは世界中のニュース配信会社の記事の抜粋をサイトで公開している。グーグルやヤフーなどは公開はあくまでも一部であり、大元のサイトへのリンクも貼っているとして、“フェアユース”に当たるとして反発している。