Google CEOへのインタビュー
イギリスのファイナンシャルタイムスがGoogle CEOのEric Schmidtにインタビューしている。話題は新聞社の未来、ネット広告、独禁法に及ぶ。フルインタビューはこちらで。
●新聞の未来
人々はすでに色々な機器で色んな方法でニュースを読んでいる。新聞はそのひとつに過ぎない。新聞社に必要なのはそのすべてを繋ごうとすることだ。Googleや他のネット企業と組んで様々な方法を試すべきではないか。高度に専門的なニュースにはプレミアムが付き、課金することも可能だろうが、一般的なニュース(大統領が今何をしているかなど)に課金することは現実的ではない。課金できない一般的なニュースがアマチュア化していくことは止めようがないのかも知れない。
ワシントンポストと話し合いを持っているのはGoogleが新しい機器を作り出そうとしているのではなく、ウェブ上でのニュースのあり方について話し合っている。新聞社の非営利化については、新聞社にはずっとあった問題だ。もしそれが可能になるならば、Google基金のようなものが必要になる。ニュースポータルと新聞社の収益の分配については否定的だ。ニュースポータルが新聞社に提供しているのはトラフィックで、このトラフィックを利用してさらに深いコンテンツを用意することも重要なのではないか。
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