2009/05/11

最新ニュース-米連邦高裁 Yahoo へコンテンツの責任を認める判決

8日、米連邦高等裁判所は、オレゴン州在住の女性が、関係が疎遠となった男性によって、ヤフーのソーシャルサービスである「Yahoo Profile(リンク先は日本語版)」に、彼女のヌード写真や、仕事先、メールアドレス、電話番号などの個人情報や、性的な関係誘惑するような情報を掲示された事件で、同女性によるYahooへの削除請求を認容する判決を下した。

彼女の仕事先には、当該プロフィールを閲覧した人々から、性的な内容の電話や、メールなどが多数寄せられたという。また、テレビニュースなどで本事件が取り上げられるまで、ヤフーは、同女性へ何の対応も取らなかったとも。

97年に連邦最高裁判所により、いわゆる米国通信品位法(Communications Decency Act of 1996;米国電気通信法第5編。わいせつ、暴力などの番組についての規制)についての違憲判決以来、ユーザーのコンテンツに対する責任から、言わば、免除されてきたISPにとって、この判決は、重要な意味を持つと考えられる。 -5/8 Reuter
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